『変わり身偏差値』とは

(2006年10月18日更新)

 

 『変わり身偏差値』は、レース予想においても各界から高い評価をいただいている東京大学出身の競馬ライター・須田鷹雄が基礎理論を考案し、須田鷹雄の予想をバックアップすべく(有)須田鷹雄商店のスタッフが開発した予想ツールです。須田鷹雄が提唱している「馬券はオッズと期待値の勝負だ」との信条を基に、各馬の"コース適性"を偏差値化することで、出走各馬が内包している期待値を相当に高い精度で把握できるツールとなりました。この指標を利用すれば、「過小評価されている(可能性が高い)馬」「過大評価されている(と思われる)馬」を簡単にピックアップすることができますので、過小評価をされている馬=期待値の高い馬を買い続けることにより、中長期的な馬券の回収率を飛躍的に高めることができます。

 『変わり身偏差値』を提供するにあたっては、個々の馬が持つ競走能力(=脚の速さ)をひとまず横に置き、まず最初に種牡馬成績と騎手成績を基にした"純粋なコース適性"を数値化しています。そしてすべての出走メンバー中、その馬が適性面でどの程度優れているかを偏差値として算出します。要するに、出走メンバーがコース適性のある馬ばかりだと数値(偏差値)は伸びにくく、またその反対もあるということです。
 提供時には前走時の適性偏差値と今回の適性偏差値を比較し、それによって馬の「良化余地」を判断することになります。

 偏差値が前回よりも大幅に伸びてる馬、つまり良化余地の大きい馬を重視し、偏差値が前回よりも大幅に下がってしまった馬、つまりパフォーマンスが悪化する可能性の高い馬を軽視するのが基本スタンスです。ただ、適性だけでは逆転できない絶対的な能力差というのもありますので、こちらについてはアナログな能力評価で補正することになります。「よりぬき『変わり身偏差値』」にて提供している予想上の結論は、能力や前走内容とレース適性のバランスを、専任スタッフが総合的に判断して決定したものです。馬の能力判定やレースの結果分析に自信のある方なら、むしろ「偏差値そのもの」=適性面での伸びしろだけを参考にしていただきたいと考えております。『変わり身偏差値』は絶対的な「結論」というよりも、各人の予想スタイルを理想的なものに近付ける「ツール」だとお考えください。


【用語解説】

●R値
 種牡馬ならびに騎手の「連対率」を基に算出した、コース適性の高さを測る指標のひとつ。後述するE値をサポートするもので、期待値的な発想で言う「収束の早さ」を表現するもの。つまりE値が提示する期待値の高さを、どれだけ高い確率で形にできる(=過小評価されたまま好走する)かという数値です。
●E値
 種牡馬ならびに騎手の「複勝回収値」を基に算出した、『変わり身偏差値』のメインとなる指標。数値が大きければ大きいほど、その馬は高い期待値を内包していることになります。この数値が高くてなおかつほどほどのオッズにとどまっている馬が、いわゆる「期待値の高い馬」「オイシイ穴馬」なのです。
※R値とE値は当該コースにおける種牡馬成績と騎手成績をベースにしています。サンプル数が少ない種牡馬や騎手の場合は、趣旨が似たコース(例えば中山芝2000mのレースなら、中央場所他場の芝2000mや中山芝1800m、中山芝2200m)の成績を補正データとして適宜加えています。
●「前走比」欄の読み方
▼▼……E値が5ポイント以上のダウン
▼ ……E値が5ポイント未満のダウン
−−……E値変動なし、もしくは前走データの欠落により比較不能
△ ……E値が5ポイント未満のアップ
△△……E値が5ポイント以上のアップ
※障害戦については『変わり身偏差値』の偏差値データを提供しておりません。
※前走がJRA以外の競馬場、もしくは障害戦だった馬の場合、「前走比」は最後に出走したJRA平地レースとの比較になります。参考情報の域を出ませんので、特に「前走比」欄の取り扱いには十分ご注意ください。


【コンテンツ解説】

●平地全レース『変わり身偏差値』
 当日行われる平地全レース(全出走馬)の『変わり身偏差値』を、開催場ごとに提供します。
●よりぬき『変わり身偏差値』
 注目度の高いレース、もしくは『変わり身偏差値』の指標から明確な方針を読み取れたレースについて、「『変わり身偏差値』の一覧」「専任スタッフのレース予想」を提供します(1日あたり4レース前後)。レース予想の結論は、本命馬を「◎」、対抗格の数頭を「○」としてそれぞれ馬番を提示します。
※専任スタッフによるレース予想の結論は、須田鷹雄個人が各種メディアで提示するものとは異なりますのでご了承ください。